ジュニアゴルファーのクラブ選びで気をつける

ジュニアゴルファーの悩みの一つとしてクラブ選びがあります。

クラブ選びは体に合わないものを使用すると上達の妨げになります。

スイング作りは使っているクラブの影響を受けて自然と作られていきます。

とても重要で慎重に考えるべきです。

今はジュニア用のクラブが多数出ているので最初はそれで良いでしょう。

身長に合わせて選択します。

しかしある程度上達して行きジュニアの大会などに出るようになって行くとジュニア用のクラブでは物足らなくなってきます。

そこで大人用にシフトして行く事になるのですがここからが頭の悩ませどころ。

クラブの長さ、硬さ、重さと大人用をそのまま使うには体に合っていないので何に優先順位を置くかが重要です。

正直、子供に合うクラブは市販では無いのです。

私はまず重さが重要と考えます。

重さはクラブの総重量です。

重すぎるクラブは体への負担が大きく怪我の原因になります。

そしてスイングを作るうえで重たいものを無理に上げようとするとバックスイングからトップに掛けて右サイドが伸び上がるオーバースイングになったり重さを感じないようにノーコックのスイングになったりする傾向にあります。

センスのある子はそのオーバースイングからの振り遅れを修正しようとします。

トップをコンパクトにしていこうとするのですがトップでの間が取れなかったりダウンで上体が突っ込んだりというスイングになりがちです。

目安は左手一本でクラブを持ちバックスイングして腕が地面と平行の高さで止めます。

自然と支えられればそのクラブは重過ぎません。

支えられないようでしたらそのクラブは少し重いかも知れません。

次にクラブの長さです。

クラブの長さも身長に合わず長いクラブを使っているとスイングに影響が出ます。

長いクラブはアドレスで棒立ちになりやすく股関節から前傾したバランスの良いアドレスが取りづらくなります。

その体勢でスイングすると体を使って効率よくボールにエネルギーを伝えるスイングが出来ません。

バックスイングではフラットに上がりやすくインサイドに引く傾向になります。

そして長いクラブはスイング中、遠心力が強くかかるのでまだ体幹の弱い子供はダウンスイングからインパクトにかけて体が起き上がる動きになりやすいです。

ある程度クラブを短くカットして調整しましょう。

クラブを短くカットするにしても限界があるのでクラブの性能を損なわない程度。

後は短く持つなどして対応します。

そしてシャフトの硬さです。

固いシャフトはクラブが自然としなるタメが作りづらく自分でタメようとしたり球が上がりづらいのを上げようとしたりと余計な動作を入れるスイングになりがちです。

しかしクラブをカットしたりすると硬くなったりするので長さと硬さはある程度の妥協が必要です。

子供は感性豊かなのでクラブに合わせて柔軟にスイングしていきます。

体に合っていないクラブでも慣れていくうちに上手く打てるようになっていくのです。

ですが、それが余計将来のスイングに影響が出ると考えて慎重にクラブ選びする必要があります。

重たい長いクラブはシャーップに振ることが出来ずモサ~っとゆっくりとしたスイングになっていきます。

将来、飛ばせる選手になる為にもジュニアにうちは軽めで早く振れるクラブを選ぶべきです。

ちなみにアメリカのジュニア育成の中ではジュニア期は軽めのクラブを早く振るようにさせ、そのスピード感を体に覚えさせるようにしています。

そして将来340ヤードが普通に出るのを目標にしているそうです。

そうでなければPGAツアーのような距離の長いタフなセッティングでは戦っていけないという考えなのです。

ジュニアの大会など見るとドライバーの長さが首の下ぐらいの長いクラブででロフト少な目でアッパーに振っている子を多く見かけます。

たしかに非力な子供はクラブの長さを上手く利用してロフト少なめで、ランで稼いだら飛ぶかもしれませんが将来を考えると疑問です。

子供のうちにクラブの性能で飛ばすのではなく自分の体を効率よく使ってクラブを振ることを覚えさせるべきだと思います。

クラブの性能に頼るのは最後です。

大人と子供のクラブに対する考え方の違い。

よくクラブは振れる範囲で重たい方が良いと言われます。

軽いクラブは手先で操作しやすく手打ちスイングになりやすかったりします。

そして力がある大人は力むとトップのミスが出たりスイング中クラブの重さが感じられず、軌道が一定にならなかったりするからです。

私も大人は振れる範囲でクラブは重たい方が良いと思います。

それは練習量が少ない大人や体が硬く力みが抜けない大人がクラブの重さを利用してクラブに仕事をさせた方が良いからです。

しかし子供はまだ成長過程で骨も弱くスイング中に体にかかる負担が大きいので重いクラブはおすすめしません。

スイング作りにおいても大人とは逆で子供のうちはクラブの性能に頼らず自分の身体を効率よく使ってボールを飛ばす能力を高めたいです。

思いクラブでも軽いクラブでも持った瞬間にその物体の重さを身体が感じてどのくらいの強さで振ったら上手く打てるかを感じる能力が必要です。

プロであれば重たいクラブも軽いクラブもレディース用もジュニア用でもそれなりにパッと渡されても打てるでしょう。

クラブの重量を瞬時に感じてスイングできる能力があるからです。

綿ぐらいの重さの物体でも手の平の上に乗せたらその重さを感じて投げれるような感覚を身につけたいですね。

とにかくジュニアのクラブ選びは目先の飛距離や結果で考えず将来を見据えたクラブ選びをする事が大事だと思います。

軽くて長さの合った物を選ぶ事をおすすめします。

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